『戦場でワルツを』を観て思う、わたしたちが知らない中東問題の根深さ

 

こんにちは

 

最近、ユダヤの本を読むのに加えて
映画も観ていこうと思い、
DVDを何本か買っています。

 

そのなかでも、今回は
「戦場でワルツを」という
”アニメ”映画について
書きたいと思います。

 

アカデミー賞にもノミネートされた映画です。

 

この映画、アニメはアニメなんですけど、
まったくポップ感はありません。

 

題名にも“戦場”って入ってるくらいなので、
戦争に関する話です。

 

むしろ、実写にすると悲惨すぎるので
あえてアニメなのか?
と思えるほどの話です。

 

ストーリーの始まりも、26頭の野良犬が
牙をむいて襲い掛かってくるという
不気味さをあおるようなシーンで、

 

ホラー映画「バイオハザード」に出てくる
ゾンビの犬を連想させられます。

 

この映画は、監督でもあり、
主人公でもあるアリ・フォルマンという人が
体験したノンフィクションです。

 

すごく簡単に内容を言ってしまうと、

 

「イスラエルの隣国
レバノンでの大量虐殺事件に

イスラエルが関与した」

 

という内容です。

 

そう、あのホロコーストで
迫害されまくったユダヤ国家が、
今度は逆に虐殺に関与した、
という実話です。

 

(ちなみにですが、レバノンといえば
カルロスゴーンの自宅がある場所ですね)
場所はイスラエルの北です ↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

ホロコーストで
大虐殺された民族が、
今度は逆に、他の民族の虐殺に
関与するという実話ですが、

 

実際には、自分たちがやったわけではなく、
照明弾を上げて虐殺の手助けをしただけです。

 

しかも、本人は、虐殺が行われているとは
は知りませんでした。

 

それでも、主人公は、
「自分たちのやったことはナチスと変わらない」
と発言していて

 

戦争にまったく関係のないわたしでも
ドキっとさせられました。

 

何がって、ユダヤ人自身が、
あのナチスと自分たちを
重ね合わせる発言をしていいのか!?と。

 

実際、上映後、議論を起こしています。

 

この映画は、
1982年の一幕を思い出す
という映画なんですが、

 

実際のところ、
歴史の問題が内包されていて、
真に理解するのは難しいと思いました。

 

そもそも、わたしたちからすると、
中東って聞いても
あんまりピンときませんよね。

 

日本から場所も遠いし、
知らなくても日常生活は困らないし、
宗教が絡んでてよく分からないし。

 

中東の問題は、
すごく極論な言い方をすれば、

 

「領土の奪い合い」です。

 

「イスラエルとアラブ諸国の領土の奪い合い」

 

お互いが宗教を背景に
自分たちの正当性をぶつけて
欲しいものを奪い合う。

 

そのために殺し合いまでする、という
極論の話が現実に起こっています。

 

そこで思うのが、
信仰心を優先する結果として
殺し合いにまで発展する宗教の
強烈さです。

 

日本にいると、
宗教について何も考えなくても
普通に生きていけてしまいます。

 

実際、わたしも人生でいままで
宗教についてあまり深く考えたことが
ありませんでした。

 

でも、ユダヤに出会ってからは、
ユダヤの生き方、文化はもちろんですが、

 

その根底にある”宗教性”や
他宗教との関わり合いについて
もっと学ばないとだめだな、
思うようになりました。

 

この映画の内容を
歴史的背景とかすべて含めて
理解しようとすると難しいのですが、

 

それでも、中東について少しでも知る
きっかけになるかもしれませんし、

 

戦争を題材にしているというだけで、
純粋に、日本の平和を
ありがたいと感じられます。

 

爆弾も落ちてこないし、
いきなり機関銃で撃ち殺されたりしないし、
いますぐ家から出て行けとか言われないし。

 

世界には日本ではありえないことが
リアルに起きていて、
その事実を知るということだけでも
価値があるんじゃないかと思います。

 

アカデミー賞にもノミネートされた
くらいの作品なので、
もしご興味あれば一度見てみて下さい。

 

今後も、ユダヤやイスラエル関連の
本や映画があれば紹介していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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