【書評】” 宗教偏差値 “を上げれば世界のナゾが解ける

こんにちは

 

今回は
最近“ユダヤ”ばかり学んでいるものの
他の宗教ってどうなんだっけ?

 

と、ふと疑問に思い本を読んでみましたので
その話をしようと思います。

 

本の著者は元外交官で、世界94ヵ国で
学んだというすごいキャリアの方です。

 

イスラエルのヘブライ大学でも
学んだことがあるようです。

 

Amazonでもベストセラーらしく
めっちゃわかりやすくて面白かったので
かなりおすすめです!             

 

 

宗教のことガチで勉強したことありますか?

 

私は考えてみたら

 

今でこそ「ユダヤ」とか言ってますが
そういえば、宗教のことちゃんと
勉強したことなかったなーと思います。

 

中学高校時代に歴史の教科書で
試験のために勉強したくらいです。

「宗教革命」とか
「江戸時代の踏み絵」とか・・・

 

しかも、それって、ただひたすら
暗号を記憶する作業をこなす、
みたいなもんで

 

リアルに人間の生活と結びついている
なんて、全く想像すらできてなかったと思います。
(実際、今はほぼ忘れてしまいましたし)

 

社会人になっても、同じような状況で
それどころか、むしろ「宗教」って
マイナスのイメージしかないって
感じがしてました。

 

この本にも書かれてますが、
実際、日本人って宗教に良くないイメージ
持ってる人多いみたいです。

 

イスラム過激派なんてその最たる例ですし
あとは
オウム真理教の地下鉄サリン事件なんて
宗教イメージ、地に落としてますよね。

 

正直、私も宗教って怪しすぎ、
神なんて絶対信じへんやろ!

 

って思い込んでました。

 

ちゃんと知ろうとすらせず、先入観で
情緒的に否定していた気がします。

 

いまも、「神を信じているか?」
というと、信じてはいませんが
神を信じることの”絶大なパワー”は
確実に信じています。

 

神は信じていないけれど
「”神を信じている人間の
生き方”を信じている」
という感じです。

 

 

日本人の「宗教偏差値」は世界最低レベル

 

この本の最初に書かれているんですが、
日本人は宗教のこと
全然わかっていないそうです。

 

世界の宗教も知らんし
自国、日本の宗教も知らん

 

というありさまです。

 

アメリカは全世界にとっても
もちろん日本にとっても、超重要国ですが
アメリカでは何らかの神を信じている人が
なんと、89%もいるそうなんです。

 

びっくりしました。

 

英語にしても
「聖書」由来のことばや表現が多く
英語を理解するうえで聖書の内容を
知っているかどうかで
まったく理解度が変わるそうです。

 

わたしも受験のためにめっちゃ
英語を勉強していたわりには、なんか、
いつまでたっても
すっきり理解できへんなー

 

っと悩みながらやっていたのですが、
その理由の一つがこれか?
と今さら思いました。

  

日本に宗教がなじまないのは
この本によると

 

①島国であり、他民族や他宗教と争う必要がない

②日本は、「自然界すべてに神様がいる」
というあいまいな価値観がベースにあり
”唯一神” ”難しい教義” ”厳しい戒律”
はなじみにくい。

③江戸~明治にかけて、
宗教が政治的目的で利用されてきたために
宗教本来の意味が失われた。

 

という理由だそうです。

   

 

東南アジアは宗教偏差値が高い国

 

東南アジアって
”宗教偏差値”が高いそうです。

 

個人的は「え!」と意外でしたが。
(それもただの知識不足ですが・・・)

 

中国と韓国はそうでもないそうですが、 

  • タイ・・・仏教
  • フィリピン・・・キリスト教徒(カトリック)
  • インドネシア、マレーシア・・・イスラム教
  • シンガポール・・・宗教のるつぼ

という感じで
宗教の影響力がかなり強いそうです。

 

東南アジアって「アジア」って言葉に
ふわっとまどわされて、
なんとなく、日本人と近そうな感じーって
これもまた勝手に思っていたら大間違いのようです。

 

 

5大宗教ってなに?

 

では、簡単に解説ですが、

この本で言う「5大宗教」とは

  • ユダヤ教
  • キリスト教
  • イスラム教
  • ヒンドゥー教
  • 仏教

のことです。

 

イメージしやすくするため
ざっくり2通りの方法で分類してみますと、

 

分類① 「世界宗教」か「民族宗教」か?

 

民族や国家を超えて広がっているのが
「世界宗教」です。

 

「キリスト教」「イスラム教」「仏教」の3つです。

 

キリスト教の信者は
現在20億人を超えて
最大の宗教です。

 

キリスト教は
「全人類をキリスト教徒にする」
という壮大な発想があるそうで、

 

歴史的にも、世界中に宣教師が出向いていて
信者を獲得してきました。

 

日本でもザビエルはめっちゃ有名ですよね。

 

いっぽう「民族宗教」は
「ユダヤ教」と「ヒンドゥー教」です。

 

特定の民族や地域内で広がる
限定的な宗教です。

 

ちなみに、ここでユダヤの話を
しておきたいのですが!

 

ユダヤ教って
改宗しようと思ったら
めちゃめちゃ難しくて、

 

数年間ラビ(宗教指導者)に
ヘブライ語、聖書、戒律などを学んで

 

最後は

”筆記試験”

ユダヤ法廷が審査する”口頭審査”

 

にパスしないと改宗できないんです。

 

司法試験以上に難しいんちゃうの!?
って思いますよね。

 

ってか、改宗に試験があるのって、
世界でもユダヤ教ぐらいじゃないかと思います。

 

ということで、日本人からユダヤ教に
改宗する人はほとんどいません。

 

まーそりゃそうですよね。

 

分類② 「一神教」か「多神教」か?

 

2つ目の分類で考えてみると

「一神教」か「多神教」か?

で明確に分かれます。

 

この違いは、世界の思想を
理解する上で、
あらゆるところで重要になるので
本当に大事です!

 

一神教は
「ユダヤ教」
「キリスト教」
「イスラム教」
です。

この3宗教だけで
世界の半数以上を占めます。
(でもって、この3宗教はすべて旧約聖書が原典です)

 

多神教は
「ヒンドゥー」「仏教」
です。
(仏教は議論がありますが)

 

で、何が違うのか?なんですが、

とにかく大きな特徴は

 

「神との境界線」です。

 

一神教は神は絶対的で
人間は神を超えることも、
もちろん神になることもできません。

 

いっぽう多神教は
神と人間の境界線があいまいです。

 

たとえば「仏教」であれば
輪廻転生を繰り返せば”仏陀になれる”
とされていますし

 

「ヒンドゥー教」であれば
信仰と知識習得を積み重ねれば
”宇宙と一体になる”とされています。

 

 

世界はニュースだけ見ていてもわからない

 

ニュース見ただけで世界、理解できますか?

 

わたしはほんとにできないんですよ。
事実はわかるけど、で?それが?
みたいな感じで、そこで終わる。

 

それこそ、昔の英語の理解みたいな感じですね。
字面は追えるけど、いまいち頭に入らん、みたいな。

 

ニュース見てると、なんとなく思うことありますよね。

 

「トランプ大統領はなぜあんな強気発言をするのか!?」

「フランス人が結婚せずに事実婚を選ぶのはなぜか?」

「人工中絶を認めない国がある反面、
認める国もあるのはなぜか?」

「ホームレスは自己責任・・・でいいのか?」

「なぜ日本人は人型ロボットを作るのか?」

などなど。

明確に疑問として持っていなくても、
「ふーん、そうなんや、でもなんでか理由はわからんけどー」
ってこといっぱいありません?

 

ニュースって、本質的な理由まで
説明してくれないんですよね。

 

それが
”宗教”というフィルターを通してみると
理由がわかっちゃうんです!

 

ほとにすごいですよ、これ!

 

世界の人からしたら、そんなの当たり前で
「世界の常識、日本の非常識!」
なのかもしれませんけどね。

 

日本で暮らしていると
大して宗教の重要性は感じません。
大してどころか全くかもしれません。

 

でも、私たちが思っている以上に
世界では宗教が大切だし、

 

自分たちの身の回りの科学技術の進歩にも
実は宗教が絡んでいる。
(そもそも、科学技術発展の歴史と宗教って
切っても切り離せない関係です。)

 

あるいは、宗教について、もしも自分には
目に見えて必要ないと感じても、
子どもが大きくなる過程で
必要になるんじゃないか?

 

という発想もあると思います。

 

自分は関係なくても、
子どもが将来、
世界的な経営者になるかもしれない!
あるいは
世界を股にかける商社マンになるかもしれない!

などなど・・・

 

親になってようやく思いますが、
親に知識があって教えてあげられるか
そうでないかって、
子どもの世界観に大きく影響すると思うんです。

 

この本にも

「日本人はもっと自分たちの宗教を知っておくことが大切」

「日本人なら仏教について詳しく教えてくれるだろう」
という期待を海外の人は持っている。

もかかわらず、何も知なければ
相手との話もできず、信頼関係も構築できない。

と書かれていました。

 

ということで、私があれこれいうよりも
この本一冊読んでもらえば
宗教のことが詳しくわかるので、
興味がある方はぜひ読んでみて下さいね。

 

 

ではでは、今回はこの辺で。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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